浄水器と水素水生成器の違い
水素水が美容や健康に効果がある理由
水素水は、老化の原因である活性酸素を無力化する作用があるので、美容や健康に効果が期待できるという事から注目を集めています。
活性酸素は、生きている限り生産を防止するのは非常に困難な物質であり、細胞を酸化させるという困った作用があります。
鉄を放置しておくと赤く錆びるように、細胞レベルで機能を悪化させます。
水素水は、この活性酸素にダイレクトに結びついて、ただの水に変えてしまいます。
また、分子量が非常に小さいので、身体の隅々まで自由に移動できます。
脳の細胞の内部にも入り込む事ができるので、この部分の活性酸素を除去する事が可能です。
この為に、活性酸素が原因で痴ほう症になった様な場合は、これを改善する事も期待できます。
水素水により水に変えられた活性酸素は、老廃物として体外へと排出されます。
これにより、抵抗力や免疫力など誰にでも本来備わっている自然治癒力が向上します。
つまり、痛みや不調、老化などを改善するだけではなく、これらに対しての防御機能が高まる事になります。
水素生成器なら、手軽に水素水をつくることができます
この様に、多様な効果が期待できる水素水は、水素が溶け込んでいる水の事です。
これを作る方法として広く知られているのが、水の電気分解による水素水生成器です。
これは、水を電気分解する事により水素ガスを発生させて、活性炭ブロックに保存します。
そして、飲む時にはこれを水に溶かす事により、水素濃度を高くするという仕組みです。
浄水器では水素水をつくることができません
これに対して、浄水器とは水道水を綺麗にするための機器です。
日本工業規格では、逆浸透膜などを用いて水道水中の溶存物質などを減少させる機能を保有している水処理器具と定義されています。
次亜塩素酸、有機物及びこれに由来する化合物、マグネシウムイオンやカルシウムイオン、金属イオンなどの溶解物質、また微生物や微粒子などを減少させる。
浄水器の目的は、あくまでも不純物を取り除く事であり、水の水素濃度を高める事ではありません。
この為に、電気分解する様な機能は保有していないので、混同しないようにしなければなりません。
ところが、同じ水を対象としている機器という事で、無知に付け込んで詐欺を働く業者が存在している事が報告されています。
浄水器を売りつけてくる詐欺業者に注意が必要です!
特別な機能がついていないので、浄水器の価格は低めに設定されています。
しかし、どれだけ優秀な浄水器であっても、出来あがるのはただの水道水であり、活性酸素を除去する様な効果はありません。
「浄水器で活性酸素を除去できる」のようなうたい文句で近づいてくる詐欺業者には騙されないようにしなければなりません。
値段が安すぎる様な場合は、詐欺である可能性が高いので、相場を知っておく事が身を守る術となります。